【寄稿】デジタルマーケティングが成功の鍵?

【寄稿】デジタルマーケティングが成功の鍵?

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「ちょっと待った!」ウェブサイトの発注

ぜひ深めていただきたい知識、それが「デジタルマーケティング」です。デジタルマーケティングの講演やコンサルティングをさせていただく機会が増えてきましたが、皆さま、次のような課題を抱えていらっしゃるようです。たとえば、つくりっぱなしで稼がないウェブサイト、デザインは良いが経営に寄与しているかわからないサイト、にもかかわらず高い保守費がかかっているなど。デジタルマーケティングこそ、ウェブサイトを含むデジタルツールを俯瞰的に稼働させる観点です。今後は、経営に欠かせない必要な知識となることでしょう。

もはやアメリカにはウェブ制作会社がない?

 ウェブ制作やシステム開発は、日本ではいまだビジネスとして成立していますが、アメリカではほとんどなくなってきたといわれています。デジタルマーケティングを重要視しているアメリカでは、それらの制作業務は、もはやデジタルマーケティングの一連の業務のなかに組み込まれてしまっているのです。大企業を中心に、社内にデジタル系の人材を抱える動きも活発化しています。最近では、CMO(Chief Marketing Officer)ではなく、デジタル技術を絡めたCMTO(Chief Marketing Technology Officer)なる役職も生まれつつあります。今後は日本でも、マーケティングと技術の両方の知識持った人材が会社に必要となることでしょう。

物と情報があふれた社会のソリューション!

マスメディアに広告を出した経験がある方ならわかると思いますが、実は読者数など具体的な数を特定することはできません。その広告が売上に貢献しているのかどうかさえ、知ることは難しいのです。ニーズは多様化し、移り変わりも早くなっています。デジタルマーケティングはこのような社会を背景に生まれました。

 デジタルマーケティングにおける広告では、投下した広告費に対し、正確な実績を知ることができます。また、ユーザーの問題認識や潜在顕在ニーズを細かく把握することが可能なため、データ分析を通して、ニーズに沿った情報を個別に提供することも可能です。得られた結果は、中長期の戦略的な視点においても活用可能で、会社の資産となります。

 コロナ禍で、今まで以上にデジタルマーケティングの重要性が高まっています。この連載を通じて、デジタルマーケティングを理解し、今後の経営に活用いただきたいと願っています。次回は、「小さな企業こそ商機あり!デジタルマーケティングを活用せよ!」をテーマに寄稿いたします。

寄稿先:データ・マックス

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